あわや空中衝突、8月4日羽田空港での出来事が他人事ではないワケ

フライト訓練

2026年8月4日午前5時44分頃、ANA968便の旅客機と、国土交通省の機体が接近するという出来事が発生しました。

ANA968便では、周囲の航空機との異常接近を検知した際に警告を出す空中衝突防止装置、通称TCASが作動したようで、着陸を中止しゴーアラウンドしたとのこと。

その後の報道で、国土交通省が今回の件は重大インシデントに該当しないと判断したことが判明(これに関してはまた別の議論が巻き起こりそうですが笑)。

何はともあれ、大事故に繋がらなくて良かったです。

決して他人事ではない空中衝突(Mid-air collision)

今回の羽田空港での出来事を知り、改めて空中衝突の危険性について考えさせられました。

というのも、タイムリーな話なのですが、バンクーバー時間8月3日午後5時頃、バンクーバー近辺のフライトスクールに通う訓練生は必ずと言っていいほど一度は訪れる「チリワック空港(CYCW)」で、2機の訓練機が空中で接触。

1機は無事に着陸することができたものの、もう1機は空港近くの湖に墜落し、残念ながらパイロット1名が亡くなるという事態に。

私自身も今までの訓練で計6回ほど訪れたこのとある空港で、夏の間は特に多くの訓練機が飛行しており、なかなか混雑の激しい空港です。

バンクーバー国際空港の約90キロ東に位置するチリワック空港
出典:Googleマップ

管制塔が無いため、パイロット同士のコミュニケーションが非常に重要な空域で、常に目視で周囲の機体を確認しながら、逐一お互いの位置を報告し合って離着陸が行われています。

実際に自分も一度、チリワック空港への着陸準備中に、別の機体と接近するということがありました。

互いに位置コミュニケーションを取りながら位置を把握できていたためトラブルは免れましたが、少しヒヤリとしたことを今でも鮮明に覚えています。

チリワック空港での事故に関してはこれから調査が進められるとのこと。

今後の訓練においてもより一層気を引き締め、安全を第一に飛ぼうと、そう思った今回の出来事でした。

今回の事故で亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

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